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2公演目は、台北公演最終日、日曜日マチネの「ジゼル」。
この日はとっても暑くて、劇場すぐ近くの小籠包屋さんから歩いているうちに頭がクラクラ‥。 沖縄に近いだけあって、台北の直射日光は侮れない。 一応キャストは、 ***************************** ジゼル:マリアネラ・ヌニェス アルベルヒト:セルゲイ・ポルーニン ヒラリオン:ベネット・ガートサイド ウィルフレッド:トーマス・ホワイトヘッド ジゼルの母:ジェネシア・ロサート 大公:クリストファー・ソウンダース バチルダ:タラ・ブリジット・バヴナーニ 狩のリーダー:平野 亮一 パ・ド・シス:崔 由姫、リカルド・セルヴェラ 高田 茜、ジェームズ・ヘイ ロマニー・パジャック、ヴァレンティーノ・ズチェッティ ミルタ:ヘレン・クロフォード モイナ:アイオーナ・ルーツ ズルメ:サイアン・マーフィー ***************************** この舞台、もともとのキャストはアルブレヒト=ペネファーザーだったのに、 当日劇場のキャスト表を見たらあっさりポルーニンに変わっていた。 たぶんHPでの告知は無かったと思う。 ミックスプロの方も土壇場変更がいくつかあったけど、 台北のお客さんは日本ほどうるさくないのだろうか。 ジゼルの衣裳は水色系のものが比較的多いと思うのだけど、 ロイヤルは全て茶色系。 森を意識したかのような綺麗な色ではあるが、少し重々しくて地味な印象。 ヌニェスは脚力が強く、どんな場面でも踊りが安定してる。 ‥が、雰囲気があまりに健康的で病弱には全く見えないのが苦しいところ。 技術的には申し分なくても、ジゼルはあまり嵌らないような気がするなぁ。 ペネファーザーから代わったポルーニンは、ロシア人だけあって これまた正統派のダンサー。 1幕終わりのジゼルに嘘がバレるところも、 アルブレヒトの狡猾さがいい感じに出ていて上手かった。 でもプリンシパルとしてはもう一癖あっても‥という気もする。 とりあえず、2月のコジョカル・ガラにも来てくれるので楽しみ♪ ヒラリオンは、ただただ純朴な村の青年‥という味付けで、 精霊に踊り狂わされてしまうシーン が本当に可哀相だった~。 パ・ド・シスに茜ちゃんが入っていたので楽しみにしていたのだけど、 この6人組は見事に勝手に踊ってるだけで、6人がてんでバラバラ。 そもそも合わせようとは全然思ってない感がありあり^^; 6人の中ではユフィさんが頭ひとつ出ているから、 技量のバランス的にもいまひとつだったのかな。 2幕の精霊シーンは、、、うーむ。 日本人の静寂命のコールドを普段観ていると、「なんじゃこりゃ」感は否めず。 特にロイヤルはポワントの音を全然気にしないカンパニーだしね‥。 でもまあヌニェスは綺麗だったし、ポルーニンはマント似合ってたし、それなりに良かった。 ロイヤルのジゼルは日本だとなかなか観られそうにないので、わざわざ来た甲斐はあり。 最後にオケは台湾のNSOだったのですが、こちらも日本のオケとは比べられないレベルかな。 やっぱりクラシックはある程度の演奏人口が無いと、レベルは上がらないのだろう。 そもそもホールの音響も微妙なので、仕方ない部分も多いと思う。 思いっきり横長の劇場にはなかなか馴染めまなかったけど、 美しいバレエに感動してお客さん皆大拍手の台北公演はとても楽しかった。 この劇場にはまた1月にガラ公演を観に行く予定♪
by hanakako1026
| 2011-12-13 23:55
| バレエ
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