最新の記事
カテゴリ
バレエ クラシック ヨーロッパ ハワイ アメリカ西海岸&ヨセミテ アジア その他海外旅行 北海道 京都 温泉宿 その他国内旅行 日々のお出かけ 美味しいお店 美味しいもの テレビ・映画 SPORTS BOOKS GOODS タヒチ 沖縄 タグ
以前の記事
LINK
その他のジャンル
|
さむーい日曜日、またまたJR在来線に乗って浜松へ。
アクトシティ浜松は新幹線からよく眺めるけれど、ホールへ行くのは初めて。 (W杯ブラジル-イングランド戦@エコパのチケットを引取りに、立ち寄ったことは有り・笑) この日の公演、ホールHPによれば完売で、実際空席はほとんど無かったようです。 やや横長のホール、サイドブロックで見切れが無いのは通路から6席目あたりまでかな。 あまり席を斜めに振っていないので、舞台全体を見たい人は、 多少後方でもセンターブロックを選んだ方がいいと思います。 オケピ有りの場合、前から4列目までは平土間。 5列目(席番10列)からスロープ傾斜になりますがやや緩め、 階段になるのは9列目(席番14列)から。 おチビな私は7列目だと若干見上げる感じだったので、 9~11列(席番14~16列)あたりが観やすいのかもしれない。 傾斜の説明はホールHPに記載があるのですが、このチケットの売り出し時(去年の9月)、 私は病院で囚われの身だったため、座席表はあまり見ずに電話してしまいました^^; 2,000席超の大きなホールですが、センター以外はちょっと見にくい席もあるので、 次の機会はもう少し考えて予約しようっと。 あとこのホール、箱の大きさに対してトイレが少なめです。 25分の休憩時間が終わりに近付いても、女性トイレは行列していました。 ホールから外へ出て、アクトシティ内のトイレへ行った方が早そうです。 本日のキャスト オデット/オディール:スヴェトラーナ・ルンキナ ジークフリート:デイヴィッド・ホールバーグ ロットバルト:ウラディスラフ・ラントラートフ 道化:デニス・メドヴェージェフ 王子の友人たち:アンナ・ニクーリナ、アンジェリーナ・ヴォロンツォーワ 3羽の白鳥:アンジェリーナ・ヴラシネツ、オルガ・マルチェンコワ、ユリア・グレベンシコーワ 4羽の白鳥:スヴェトラーナ・パヴロワ、ユリア・ルンキナ、 ダリーヤ・コロコワ、マルガリータ・シュライネル 白鳥@三重、ライモンダ@びわ湖に続き、この日も出演のニクーリナ。 今回の働き者№1なのでは? 王子の友人の黄色い衣裳は、とても似合っていました。 前日のライモンダで吟遊詩人だったロドキン君も、この日はワルツで出演。 もう1人の吟遊詩人だったラントラートフがロットバルトっていうのも凄い格差ですね^^; (ファースト・ソリストとコールドが同じ役というのが、かなり珍しいのだと思う。) 9月の発売時には、ルンキナ&チュージンだったこの公演。 8月の東バ・ジゼルを囚われの身で見逃した私は、チュージン目当てでチケットを取ったのだけど、 12月にホールバーグへキャスト変更。 ホールバーグも7月のロミジュリ@ABTが行けずに見逃していたので、まあまあ嬉しい変更でした。 (でもチュージンも見たかったけど。) で、色白・金髪のホールバーグは、純白の王子衣裳がよく似合ってキラキラでした。 鑑賞歴の浅い私は、彼をガラでしか観たことが無かったのですが、 さすがフィーリンが引き抜くほどのダンサー、古典もソツなくこなします。 ただ、1幕のトロワは3人ともまだ不慣れで少しギクシャクしていたかな。 ルンキナも合同ガラで何度か観ましたが、全幕は初めて。 予想通りと言うか、磐石の白鳥でした。 体型から白鳥にぴったりの彼女、ホールバーグのサポートも良く、安心して観られました。 ただ主役2人の出来に対して、コールドはいまひとつだったような。 ポワントの音は小さめでしたが、アームスがあまり揃っていなかったようです。 あと4羽の白鳥の出足で、左から2人目の人が一瞬遅れてびっくり。 すぐに追いついていたけれど、このレベルのダンサーでもこんなことがあるんですね。 休憩後の2幕、ボリショイのキャラダンは前回に比べるとパワーが足りなかった印象。 私は前回名古屋で観たので、スパニッシュがオシボワだったんですよねー。 あのパワフルな踊りと比較するのは酷というものですが、5人ともあまり個性が感じられなかった。 記憶に残ったのは、ポーランド姫がものすごく大きかったことくらいかしら‥^^; あと花嫁候補と踊る時に、眉間に皺寄せてちゃんと嫌そうな顔してるホールバーグが面白かった。 彼って演技派なんでしょうか。 そしてオディールのルンキナ、これが目力有りでとっても魅力的でした。 王子の誘惑加減が絶妙で、下品になっていないところが流石。 あれじゃあ騙されちゃうよね~と、帰り際に何人もの人が話していらっしゃいまいた。 ホールバーグはボンボン王子っぷり→コロッと騙されるあたりの演技が嵌っていたし、 何より若いので、私の中ではかなり良いジークフリートでした。 ラントラートフは足がビシッと伸びて跳躍系がダイナミック。 精悍で格好いいロットバルトで(悪魔にしておくには惜しい)、 この日のキャストはなかなか見応え有りでした。 正直、アメリカのダンサーがボリショイに移籍ってどんな感じなんだろうと思ったけれど、 ホールバーグは順応性が高いのか、すっかりカンパニーに溶け込んでる雰囲気だったし、 良い移籍だったのかなと思います。 でも一般公演ではこのキャストは浜松のみなんですよね。 東京からいらしていたお客さんも多かったようですが、遠征の価値はあったのではないかしら。 オケはいつも通りの迫力の演奏でした。私的には、美しいハープの音色にうっとり。 次のスパルタクスがますます楽しみです。 ‥早くも、私のボリショイ祭りは半分終わってしまいました(ノ_・、)
by hanakako1026
| 2012-01-31 01:40
| バレエ
|
ファン申請 |
||