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間際に残っていた安席とラフマニノフにそそられてお出かけ。
この日の名古屋は最低0℃、最高4℃、、寒ーー。 *本日のプログラム* ベートーヴェン/ピアノ協奏曲 第4番 ト短調 Op.58 ピアノ:ヤン・リシエツキ ラフマニノフ/交響曲 第2番 ホ短調 Op.27 ※ショパン/練習曲 Op.25-1 エオリアンハープ ※ラフマニノフ/ヴォカリーズ ホ短調 指揮:ヤニック・ネゼ=セガン ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団 1階席はスポンサーご招待で埋まっているものの、全体的な入りは半分くらい? でもP側の安席はそこそこ埋まっていて、それほど寂しい感じではなかった。 ただ、ピアコン聴くにはこっち側の席はやっぱりいまいち。 次の機会は、ちゃんと正面席にしよう。 隣に立ったセガンが小柄に見えるほど長身のリシエツキ、もしや190㎝近いのかしら。 ぴょこんと腰を折るレベランスが初々しいと思ったら、まだ17才なのね(驚)。 けれどピアノに向かう姿は、17才とは思えぬ崇高な雰囲気。 ベトも良かったけど、私はアンコールのショパンにやられた。 細かな音が見事に繋がった流れるような美しい旋律に、心洗われました。 このアンコールが聴けただけでも行った甲斐はあったかな。 アンコール弾く前に、「ありがとうございます」と言っていたリシエツキ、これからが楽しみ。 セガンの全身を使う指揮は、まるでスポーツのよう。 特にラフマニノフは凄い。 2楽章に入る前は徒競走のスタートのごとく片足を後ろに引き、 オケに「ほら、いくよ!」と目配せをしていた。 あまりに動きが激しいので、ラフマはずーっと指揮者を観察していたが、 なかなか面白く、終わった時は妙な達成感があった^^ 2番はまったり重厚な演奏が多そうなものだけど、セガンは躍動感溢れる指揮。 こういうラフマも私は好き。 なかでも弦を泣かせる3楽章が一番良かった。 3楽章の最後の音が消えていくのを惜しむかのように、客席はしーんと静まりかえっていた。 一見パワフルなセガンだが、アンコールを聴くに、弦で酔わせて聴かせる系が得意なのかしら。 5分の入りでも拍手は盛大で、アンコール後にもなお拍手は続いたが、 セガンが「もう食事してワイン飲む時間だから」とおどけたマイムをして終了。 この日は残響も聴けたし、ブラボーも自然な感じで、お客さんの質が良かったと思う。 (東芝の招待客が上質だったのかしら。) 3日前にチケットを予約したものの、なんだか疲れたし寒かったしで行くのを一瞬迷ったのだけど、 生オケはやはり贅沢なひとときであった^^
by hanakako1026
| 2013-02-09 12:20
| クラシック
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