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ヴィシ・ガラでそそられたNYCBの来日公演。
チケットがちょっと高いなーと迷っていたところに、 10月に入り大阪フェスで戻り券を見つけてポチってしまった。 久しぶりの大阪、Yちゃんと豪華アフタヌーンティーのあと、 大阪フェスへ。 スポンサーのシティバンクが頑張ったのか、お客さん多し。 赤階段を上り入口へ着くと、なぜか会場外でグッズ販売をしている (・・?)) プログラムって、普通ホワイエで売るものよねぇ?と怪訝に思っていたら、 おそらく客席まで行ってからわざわざ戻ってきた男性客が、 「こんなところで売るなら、もっとちゃんと案内をしろ!」と係員に怒っていた。 そりゃ、普通のホールより入口~客席が遠いここで こんなことされたら怒るのは当たり前。 真偽のほどは不明だが、この日の終演後にスポンサーが ホワイエでパーティーをするために、物販スペースが外へ追いやられたらしい‥。 まあスポンサー様は大事だけど、さすがに自腹客の方が多いと思うんですけどね。 この話を聞いて、スポンサー企業への印象が悪くなった人もいるんじゃないかと思う。 ちなみに苦情があったのか、休憩中にはホワイエでもプログラムを売っていたそうだ。 +++ 指揮:クロチルド・オトラント 管弦楽:関西フィルハーモニー管弦楽団 ◆セレナーデ 音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー/振付:ジョージ・バランシン アシュレイ・ボーダー(ロシアン・ガール)、サラ・マーンズ(ダーク・エンジェル)、 テレサ・レイクレン(ワルツ・ガール) ロバート・フェアチャイルド、アスク・ラ・クール 有名な弦楽セレナーデと薄水色のロングチュチュが幻想的で美しい。 生地薄め&少なめで前がふわりと割れるチュチュで浮遊感up 主役のみならず、コールドのフォーメーションが見事。 これは少々後方でもセンター席で観るべき演目ですな。 しかし、舞台は幻想的であるものの、このカンパニーは がっしり体型のダンサーが目立つ。 ロシア系華奢ダンサーとは全く違う、 胴回りのしっかりしたダンサーの多いこと。 主役の1人、サラ・マーンズはそういう意味で存在感大だった^^ いや、しっかりしているのが悪いというのではなく、 こういうダンサーも有りなのねぇと感心したのだ。 何より、あのしっかり体型のサラをスッと持ち上げる男性が凄い。 どれだけ筋トレしてるんだ?と感動してしまった。 とにかく美しくなければ!という方にはイマイチ感はあるかもしれないけれど、 私はNYCBのスタイルも結構好き。 でもボリショイ@ロンドン公演のセレナーデを観たYちゃんいわく、 「やっぱりボリショイは綺麗よ~」。 いつかこっちも観てみたいなぁ。 ◆シンフォニー・イン・スリー・ムーヴメンツ 音楽:イーゴリ・スラヴィンスキー、振付:ジョージ・バランシン スターリン・ヒルティン、アマール・ラマザール、レベッカ・クローン、アンドリュー・スコダート、 アナ・ソフィア・シェラー、ダニエル・ウルブリック ウエストにラインが入った白&黒&ピンクレオタードの、スタイリッシュ演目。 ピンクの3人のグラデーションがアクセントになっている。 しっかりトレーニンングされた締まった動きが舞台全体のパワーを生む。 ポワントを履いているものの、これはあきらかに古典バレエとは違う世界。 ラストの力強いポーズが印象的だった。 来季新国がこのプロを上演するそうだけど、どんな舞台になるのだろう。 インCは、新国の個性に合っている気もするが、こっちはどうなのかな。 ◆タランテラ 音楽:ルイス・モロー・ゴットシャルク 振付:ジョージ・バランシン ピアノ:エレイン・シェルトン タイラー・ペック、ゴンザロ・ガルシア お待ちかねのタランテラ♪ 事前の情報では、ヴィシ・ガラと同じデ・ルースと思っていたら、ガルシアに変更。 でも同じスペイン人で良く似た雰囲気のダンサーだった。 ペックはボーダーより更にゴム毬度が増したダンサー。 そして、さすが本家!という出来。 タランテラはただでさえ拍を取るのが難しいところにタンバリンが加わる。 殆どのダンサーはタンバリンが上手く叩けず、 ダンスがどんどん崩れていくのだが、この2人は完璧だった。 ペックは拍をズラしたフェッテも美しく決め、余裕充分。 私のお気に入り、サンドイッチパン様のヘッドドレスもよく似合っていた^^ あと生ピアノがとても良かった。 ‥ペックの衣装はアレンジ無しのタランテラ衣装だったが、 ヴィシ・ガラでボーダーが着ていたボンレスハムのような太いウエストゴム衣装は my衣装だったのかしら?(謎) あれならこっちの衣裳の方がいいと思うけど。 本家ならではの大満足のタランテラだったが、 しつこく書くとサラファーノフ&テリョーシキナは 相当上手かったんだなーと再々認識。 踊りのテイストが違うから、私の中では同率1位というところかしら。 ◆ウエスト・サイド・ストーリー組曲 音楽:レナード・バーンスタイン 振付・ジェローム・ロビンズ 歌手:ロブ・ローリー、ラーラ・マリー・ヒルナー、ジュリー・プライス、ホイットニー・ウェブスター ザハリー・カタザーロ、ロバート・フェアチャイルド、ジャスティン・ペック、 ジョルジーナ・パスコギン、ローレン・ラヴェット、グレッチェン・スミス これぞNYCBという演目。 ダンスだけではなく、生オケのバーンスタインも歌も聴きごたえがあった。 チケット代の高さも、歌手もピアニストも連れて来ているのなら 仕方ないかという気分になる。 ダンスは予想通りだけど、初見の私はダンサーも結構歌っているというのに 少々驚き。 これが当たり前に皆様ちゃんと歌えているし。 このプロに限っては、歌唱力も重視してキャスティングしているのかしら?^^ アニタ役のジョルジーナ・パズコギンは、 わかりやすいキャラで拍手をたくさん貰っていた。 これがバレエか?と言われるとちょっと違う気もするけど、 楽しい公演だったと思う。 大阪のお客さんにはとてもウケて、カテコも長かった。 ‥が、招待客が多かったのかこの日も大人のお喋りが結構目立っていた。 ご招待が多いとこうなるのは、クラシックもバレエも同じで、 なかなか悩ましいところなのよね。
by hanakako1026
| 2013-11-06 00:30
| バレエ
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