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3週間前で記憶はあやふやだけど、一応覚え書き^^
今回の会場は日本青年館@外苑前 他の用事で何度も前を通ったことはあるが、中へ入るのは初めて。 なんとなく外タレやミュージカル公演が多い印象。 入ってみると‥とにかく古い! ロビーに昔ながらの売店もあって懐かしいけど、本当に古い。 新国立競技場建設のためにまもなく壊されることもあってか、全く改修されてない様子。 ‥いや、国立競技場云々でなく、それ以前もたいした改修はしてないよね。 一番古さを感じたのが座席椅子。 着座位置が異様に低いのと、座面が薄くてパカパカと動くのだ。 (古い映画館みたいな感じ‥) 座席の傾斜も甘いし、バレエやるには難ありの会場だった。 この立地は私は好きだから、もし近くで建て直すのならいい設備になるといいけれど。 +++ ◆「真夏の夜の夢」よりパ・ド・ドゥ(オベロンとタイターニアのパ・ド・ドゥ) 振付:フレデリック・アシュトン ラウラ・モレーラ/ツァオ・チー モレーラとチーとは、ちょっと意外な組合せ。 もしかしたら降板した平野さんとの予定だったのかな? と思ってプログラムを見たら、1995年のロイヤル・バレエ学校卒業公演で踊って以来だそうな。 ということは年齢もほぼ一緒なのか、、モレーラの方が上だと思っていた^^; 卒業公演のモレーラ、華奢で美しかった(今も素敵だけどね)。 ◆「レクイエム」よりソロとパ・ド・ドゥ 振付:ケネス・マクミラン 崔由姫/ネマイア・キッシュ ユフィさん、やっぱり上手い。 こういうシンプルな演目だと、体型や所作の美しさが際立つ。 基本的な技術はカスバートソンや高田さんより上なのではと思うけど、 華が足りないってことなのかなぁ。 でも主役だけでは公演は成り立たないわけだし、今のロイヤルでは貴重なダンサーだと思う。 ◆「エニグマ変奏曲」よりトロイトのソロ *日本初演 振付:フレデリック・アシュトン リカルド・セルヴェラ 音楽も振付も好み♪ 短いプロだけど、超絶技巧があちこちに入っている。 涼しい顔して踊るセルヴェラがカッコ良かった。 ◆「コンツェルト」 振付:ケネス・マクミラン 佐久間奈緒/ベネット・ガートサイド ガートサイドは、都さん引退公演ロミジュリのティポルトで観た以来? プログラム見ると、最近は来日公演にかかるような古典にはあまり出てない様子。 古典じゃない佐久間さんを見るのは初めてだけど、コンテも上手かった。 こっちの路線も合うんじゃないのかな。 ◆「眠れる森の美女」より第3幕のパ・ド・ドゥ 振付:マリウス・プティパ サラ・ラム/スティーヴン・マックレー 私的には、今回の一番楽しみだったプロ。 この3週間で眠りPDD何回目よという‥(エトガラB&キエフ&コジョカルガラに続き4回目)。 ラムちゃんの足元が若干不安定だったけど、全体的な出来はこのカップルが一番だったかな。 マックレーのサポートが良かったし、姫キャラのラムは美しかった。 ガラ用に振付が派手バージョンに変更されていて、マックレーの気合いが感じられた。 ◆「ルーム・オブ・クックス (Room of Cooks)」 *日本初演 振付:アシュリー・ペイジ ラウラ・モレーラ/リカルド・セルヴェラ/ネマイア・キッシュ モレーラ&キッシュがカップル、セルヴェラが浮気相手な設定?に思えたけど、 このへんの解釈は人それぞれなのかしら。 プログラムによれば、モレーラ19才の時にモレーラ/セルヴェラ/アダム・クーパー で振付けた作品だそうで、19才でこれ踊っちゃうの?と驚く。 いまだに記憶に残っているといういい意味で重いプロだった。 ◆メタモルフォシス:ティツィアーノ 2012 「トレスパス」 よりパ・ド・ドゥ *日本初演 振付:クリストファー・ウィールドン、アラステア・マリオット サラ・ラム/スティーヴン・マックレー 身体能力を見せつけるコンテ。 眠りも良かったが、この2人だとコンテの方が好きだなー。 透明感も相まって無機質さが際立つ。 ラムは甲のあたりにテーピングぐるぐる巻きだったそうで、体調いまひとつだったのに 頑張って踊ってくれた。 ◆「エリート・シンコペイションズ」よりスウィート・ハート 振付:ケネス・マクミラン 崔由姫/リカルド・セルヴェラ 意味不明のおふざけ衣装。 スタイル悪く見せる嫌がらせか?と思わせるこの衣装でも、 ちゃんと着てしまうユフィさんが凄い。 二人の掛け合いも面白く、キュートで楽しいプロ。 ◆「アスフォデルの花畑」より第2楽章 振付:リアム・スカーレット ラウラ・モレーラ/ベネット・ガートサイド リアムのしっとり演目。 モレーラはこういう衣装の方が魅力的。 日本じゃ難しそうだけど、トリプル・ビルで全幕観てみたいなぁ。 ◆「ベアトリクス・ポター物語」〜ピーター・ラビットと仲間たち〜より 振付:フレデリック・アシュトン 五十嵐 脩 「ダンス・ツアーズ:未来の星」受賞者の五十嵐くんのまちねずみジョニー。 音感良く、可愛らしいまちねずみだった。ブラボー。 ◆「ディアナとアクティオン」 振付:A・ワガノワ改訂(マリウス・プティパより) 佐久間奈緒/ツァオ・チー アクティオン衣装のチーが、もの凄くマッチョで驚く。 普通の古典衣装だと目立たないけど、こんなにガッチリなのか。 佐久間さんはきちんとノーミスで踊っていたが、 この公演での古典プロは、どうしても印象が薄くなってしまうのが残念。 ◆「瀕死の白鳥」 振付:ミハイル・フォーキン サラ・ラム これもまた、やや浮いた感のある古典プロ。 華奢のサラはちゃんと白鳥ではあったが、ちょっと年季が足りない印象。 前週キエフのフィリピエワで観た瀕死が圧倒的に良かった。 ホールの雰囲気も客層もこの日の方が良かったのに、それでも圧勝のフィリピエワは凄い。 ◆「Rotaryrotatory(ぐるぐる回る)」*世界初演 振付:クリスティン・マクナリー 崔由姫 「ダンス・ツアーズ:未来の星」受賞者の女の子4名と共演のプロ。 手巻きオルゴールで踊る人形=ユフィさん テーマは面白かったけど、女性4人は見せ場が少なかったのが残念。 ◆「QUIZAS(キサス)」 *日本初演 振付:ウィリアム・タケット ラウラ・モレーラ/リカルド・セルヴェラ これも、モレーラとセルヴェラに振付けたプロ。 当然のことながら二人の個性にぴったりで、観ていて楽しい。 モレーラ座長のこのガラに、セルヴェラは欠かせない存在だと実感する。 ◆「チャルダッシュ」 *日本初演 振付:スティーヴン・マックレー もー、調子に乗りすぎでしょ、、マックレー。 古典もばっちり踊れるのに、ガラの売りはタップというのが本当にかっこいい。 芸域が年々広くなり、どこまで行ってしまうのかと驚くばかり。 暑い日本にわざわざ踊りに来てくれてただただ感謝。 コジョカル&ロイヤル・エレガンス、どちらも次回を楽しみにしてます。
by hanakako1026
| 2014-08-30 11:00
| バレエ
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