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バレエ月となる11月だけど、今日はクラコン。
*本日のプログラム* スメタナ:交響詩“わが祖国”より「シャールカ」 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 Op.18 ※ダニール・トリフォノフ:ラフマニアーナ組曲第1番 ピアノ:ダニール・トリフォノフ ドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調 「新世界より」Op.95 ※スメタナ:歌劇「売られた花嫁」3つの舞曲よりスコーチュナ ※メンデルスゾーン:交響曲第5番から第3楽章 ※スメタナ:歌劇「売られた花嫁」序曲 管弦楽:チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:イルジー・ビエロフラーヴェク +++ コントラバスが後列に8台並ぶ、弦が売りのオケ。 初っ端から音の揃いっぷりに驚く。 迫力の弦なんだけど、それが過ぎて金管や木管がやや負け気味 ^^; まあ普通の交響曲なら許容範囲なのだが、ピアコンはちょっと微妙だった。 調整済のMP3音源に慣れてしまっているから気になったのかもしれないけど、 第一楽章の盛上る部分でオケの音が大きすぎて、ピアノの旋律があまり聴こえないのだ。 オケもトリフォノフのピアノもそれぞれ良かったのに、相乗効果は小さかったと思う。 特に第一楽章はてんでバラバラ、 第二楽章のピアノ主役で弦が小さめのパートはいくらかしっとり、 第三楽章は第一楽章に比べたら持ち直し、ラストは素晴らしかった。 と言うか、それまでがいまいちだったからラストが良く聴こえたのかも。 合せる時間が少なかったのか、あまり相性がよろしくないのか。 なんかネガティブな感想になってしまったけど、一定レベル以上の演奏だったとは思う。 単に私の期待値が無駄に高過ぎただけか。 十八番であろう「新世界から」は今まで聴いた中でも出色の出来 (そりゃ地元オケですもんね)で、レベルの高いオケなのだと思う。 ラフマニノフが合わないのか、ピアコンが合わないのか? このレベルのオケでも、相性はあるのかな。 初見のダニール・トリフォノフは若々しくイケメンのピアニスト。 今回は関西公演が無かったからか、珍しくチケット完売だった。 アンコールの自作曲も素敵だったし、いつかリサイタルも行ってみたい。 拍手で出てくるたびに、正面、左右バルコニー席、P席と 丁寧にお辞儀をしている姿も好印象だった。 今日はフライング拍手も無く、お客さんの質がよろしかったからか、 ビエロフラーヴェクさんも上機嫌で、3曲もアンコールを演奏してくれた。 本当は2曲の予定だったのに、急遽舞台でごにょごにょ相談した結果 1曲追加してくれた様子で、若干バタバタ。 3曲目は木管隊が楽譜を広げるのが遅れて笑いが出ていた。 3曲ともそこそこ長尺だったから、終演予定が30分オーバー。 完全に“第三部”になっていたと思う。 最後はホール側が急ぎ気味で客電を点けてしまったという‥。 バレエの長いカテコで客電が点いたことはあったが、クラコンでこんなのは初めてかも。 連日移動のツアーなのに、ありがとうございました。 NHK音楽祭の「わが祖国」もオンエアが楽しみ。
by hanakako1026
| 2015-11-01 22:00
| クラシック
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