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東京はオーチャード開催なのに、名古屋は大ホールではなくコンサートホールという公演。
コンサートホールでどうやってバレエをやるの?という謎と期待が半々の気分でチケット購入。 *プログラム* ■『煌めくエトワール』 *日本初演 音楽:ジュール・マスネ 「タイスの瞑想曲」 振付:エルヴェ・モロー 振付協力:イザベル・シアラヴォラ バレエ:ドロテ・ジルベール&エルヴェ・モロー ヴァイオリン:三浦文彰 ピアノ:ジョルジュ・ヴィラドムス ■イザイ:『無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ニ短調“ バラード”』 ヴァイオリン:三浦文彰 ■ポンセ:『メキシカン・バラード』 ピアノ:ジョルジュ・ヴィラドムス ■『トリスタンとイゾルデ』よりパ・ド・ドゥ *日本初演 音楽:リヒャルト・ワーグナー 振付:ジョルジオ・マンチーニ バレエ:ドロテ・ジルベール&マチュー・ガニオ ※音楽は録音テープを使用 ■『ツクヨミ』 *世界初演 音楽:アルヴォ・ペルト「アリーナのために」 振付:中村 恩恵 バレエ:エルヴェ・モロー ピアノ:ジョルジュ・ヴィラドムス <休憩> ■『それでも地球は回る』 音楽:アントニオ・ヴィヴァルディ「バヤゼット」より“私はないがしろにされた妻” 振付:ジョルジオ・マンチーニ バレエ:マチュー・ガニオ ヴァイオリン:三浦文彰 ピアノ:ジョルジュ・ヴィラドムス ■サン=サーンス:『序奏とロンド・カプリチオーソ』 ヴァイオリン:三浦文彰 ピアノ:ジョルジュ・ヴィラドムス ■『瀕死の白鳥』 音楽:カミーユ・サン=サーンス「動物の謝肉祭」より第13曲「白鳥」 振付:ミハイル・フォーキン バレエ:ドロテ・ジルベール ヴァイオリン:三浦文彰 ピアノ:ジョルジュ・ヴィラドムス ■リスト:『バラード 第2番 ロ短調』 ピアノ:ジョルジュ・ヴィラドムス ■『月の光』 音楽:クロード・ドビュッシー 振付:イリ・ブベニチェク バレエ:エルヴェ・モロー ピアノ:ジョルジュ・ヴィラドムス ■スペシャル・カーテンコール 音楽:バート・ハワード「Fly Me to the Moon」 出演:全員 ※音楽はフランク・シナトラによる録音を使用 +++ 当日貰ったチラシに、 一年半前、愛知県芸術劇場を訪れた際、このコンサートホールに魅せられ、 「カーネギーホールで始まったジョルジュと私のプロジェクトをここで実現したい」 と思ったのです。 というモローのメッセージがあり、一昨年8月のエトワールガラでこのホールが 気に入ったということが判明。 あの時は当然大ホール使用だったのに、わざわざコンサートホールもチェックしたのか? と、お仕事熱心なモローにちょっとビックリ。 コンサートホールでバレエ・ダンスをやるのは今回が初めてのことで、 要望を聞いたホール関係者の方々も最初はビックリだったのではないか。 チケット発売時の席割りで、P席を売っていないことは何となくわかったが、 背景とかどうするんだろう?と興味津々だった。 お客さんを入れたのはバルコニーもステージ先端のラインまでで真横の席は無し。 舞台にはダンス用床を敷き、P席前に大きなスクリーンを張って照明を投影。 舞台両側に移動式のライトを設置。 売れ残っていた3階後方席は、当日50枚限定でチャレンジシート1,000円を発売。 このあたりはさすがに遠いけど、クラコンではB~C席相当だから音はいいはず。 というわけで、名古屋にしては思い切った良い企画だったと思う。 緞帳が無いため、暗転からダンサー&奏者が出てくると照明を当てる、 バレエと楽器演奏が交互のため、暗転後大道具さんがピアノを移動、 というのがちょっと大変そうだったけれど、天井の高いコンサートホールは 小さな野外劇場のようで開放感が大きかった。 何より音が素晴らしく、バレエとピアノ、ヴァイオリンが一緒に楽しめるなら、 このチケット代でもまあいいかという印象。 ここ以外はオーチャードとフェスティバルホールだったけれど、 モローは小さな劇場の方が好きなのでは?と思った。 と言っても、日本公演での採算を考えたらいろいろ難しい事情もあるのだろう。 怪我の影響でプログラム変更もあったが、楽しそうに踊るモローが見られて良かった。 最初の「煌めくエトワール」では、椿姫の背面十字架リフトが入っていて、 あのリフト大変そうなのにモローは気に入ってるのね~。 マチューは、「え、こんなにマッチョだったっけ?」と思うほどムキムキだった。 ドロテの瀕死チョイスはちょっと意外。 私はあまり白鳥のイメージじゃないが、やっぱりダンサーは踊りたいのかしら。 ‥あまり死にそうにない力強い瀕死さんだったけど、 チュール素材&縁にリボン模様のチュチュはとてもお洒落で素敵だった。 でも私はコンテのドロテの方が好きかな。 コンサートホールでのバレエ、意外といい♪と思ったら、 ザハロワ&レーピンの夫婦ガラもここでやるそうな。 でも主催が違うからか、この舞台ではP席にもお客さんを入れるらしい。 ザハロワの背中見て何が楽しいの?と思うけど、どうなんだろう。 ただただ近くで見たい人は買うのかしらね。
by hanakako1026
| 2016-01-31 18:00
| バレエ
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