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お待ちかねのボリショイ公演。
今回も夢倶楽部セット券を予約し、割増のザハロワ日をとりあえずキープ。 その後本命のウラド日を単券予約したが、 セット券ユーザーは皆ザハロワ日を取っているため、 センター前方が楽々取れてしまう状況。 嬉しいような悲しいような‥。 日比谷線から文化会館への道すがら、やたら警官がいる。 で、楽屋口付近は入り待ちさんとは違った人種&長身強面のSP多数。 下調べしてなかった無知な私は知らなかったが、ロシア文化フェスティバル関連で 安倍首相がいらしてスピーチされるとな。 前に新国へ皇太子がいらした時とは段違いの警備体制で、舞台袖にもSPの姿。 安倍さんのスピーチはずっこけるほど軽く、手を振りつつ退場、、、 その後最後までご覧になって帰られたそうで、今の日本はわりと平和な状況なのね。 あの強面のSPさんも警備しつつジゼル眺めたのかなーとくだらない想像^^ +++ ジゼル<全2幕> 音楽:アドルフ・アダン 振付:ジャン・コラーリ、ジュール・ペロー、マリウス・プティパ 改訂振付:ユーリー・グリゴローヴィチ 台本:テオフィル・ゴーチエ、ジュール・アンリ・ヴェルノワ・ド・サン=ジョルジュ 美術:シモン・ヴィルサラーゼ 音楽監督:アレクサンドル・コプィロフ 照明デザイン:ミハイル・ソコロフ 舞踊監督:マハールベク・ワジーエフ 指揮:パーヴェル・ソローキン 管弦楽:ボリショイ劇場管弦楽団 <出演> ジゼル(村娘):スヴェトラーナ・ザハーロワ アルブレヒト伯爵:デニス・ロヂキン ベルト(ジゼルの母):アンナ・アントローポワ バチルド(アルブレヒトの婚約者):ヴェラ・ボリセンコワ クールランド公爵(バチルドの父):アレクセイ・ロパレーヴィチ ウィルフリード(公爵の小姓):イワン・アレクセーエフ ハンス(森番):ヴィタリー・ビクティミロフ ジゼルの友人たち:アナスタシア・デニソワ クセーニア・ジガンシナ ネッリ・コバヒーゼ オルガ・マルチェンコワ エルヴィナ・イブライモワ アナ・トゥラザシヴィリ ミルタ(ウィリの女王):ユリア・ステパノワ 2人のウィリ:ヴィクトリア・ヤクシェワ アナ・トゥラザシヴィリ ペザント・パ・ド・ドゥ:アルトゥール・ムクルトチャン マルガリータ・シュライネル ザハロワのジゼルは、2015年3月の東バ ゲスト(ボッレ)、 動画では2015年10月のボリショイ(ポルーニン)に次いで3回目。 ボッレの時の記憶はわりとあるが、 ポルーニンは忘れかけてたので自分の感想読んでみたら、 今回のとは版が違うのかな。 (やっぱり少しでも感想書いておくと参考になる‥。) で、東バ・ボッレは言わずもがな、坊主頭ポルーニン版と比べても正直今回の舞台はイマイチだった。 ザハロワが若干不調なのか技と動きに切れ味が無かったのもあるが、 とにかくロヂキンが大根!! アルブレヒトって貴族設定なのに、ロヂキンは村のチンピラにしか見えなかった。 なんか、立ち姿や所作が雑なのよ。 高貴だけど嫁き遅れのザハロワ様がなぜかチンピラに惚れてしまい‥なんて 絶対ありえない設定でしょ。 序盤から、なんか変、なんか変、と思いながら眺めることになる。 肝心の踊りは全般的に省エネ、東バの時に美しさに感動した1幕ヴァリの片足トウの移動は ほんの少し進んだだけでターンに変更(これ結構ガックリした)。 その穴埋めにピケターンとかは高速で回ってたけど、なんだかなぁという感じ。 まあこの日は特別なお客様が多かったこともあり大拍手だった。 ザハロワにも思うところはあったが、今回の舞台で私はロヂキンが苦手だということがよくわかった。 今まで観たのは、ライモンダの吟遊詩人、ドン・キのエスパーダ、バヤの奴隷、 白鳥(大阪)のジークフリート、白鳥(ロンドン)のジークフリート だけど、 いいと思ったのはエスパーダと奴隷、割り引いて白鳥(大阪)かな‥。 ロンドンの王子も木偶の坊でステパノワが可哀想だったし、 余計な演技はしないダンサーなんだと思う。 立ってる時も緊張感無いし、ジゼル死んだ直後のハンスに詰め寄るところは ヤンキーが因縁つけてるみたいだったし、何なのよこれ~の場面ばかり。 お金払って文句言っても仕方ないから、これからはちょっと考えないとね。 というわけで個人的には割増料金には値しない公演だった。 主役以外も、ロンドン公演に比べるとグレード落ちてる感じ。 現地でラ・シルやってるから仕方ないのだろうけど、 精霊コールドは脚の高さが全く揃っておらずグラグラしている人が散見された。 もしやこれを隠すために照明暗かったのかな? ステパノワのミルタは、、ロンドンの白鳥よりは良かったが、まあ普通。 何度も書くが、ソリストならいいんだけどプリンシパルの器ではないと思う。 あとペザントPDDのムクルトチャンが、着地は怪しいわ、ザンレール回り切れないわ、 ポーズは汚いわ、でこの上ない酷さだった。 普通ペザントって白鳥の王子の友人相当の人が踊るんじゃないのかな。 名古屋で観る発表会レベルのペザントと比べてもいい勝負ってどういうことよ。 それだけ下手なのに、レベランスがしつこく、なかなか捌けないしー。 相手のシュライネルちゃんはキビキビと良かったけどね。 そんなわけで、今まで観たボリショイ公演の中でもかなり不満の残る舞台だった。 ザハロワのパートナー趣味がどうなっているのか知る由も無いが、 ロヂキンはいい加減やめて欲しい‥。 個人的超妄想では、ワディム君と踊ったら美しかろうと思うんだけど、絶対無理だろうな。 それならウラドで‥だけど、マーシャの許可が出ないのかしら。 大根アルブレヒトではジゼルは成立しないと思い知った公演なのであった。
by hanakako1026
| 2017-06-07 10:00
| バレエ
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