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この日はヴィシニョーワのABTさよなら公演。 10日前には僅かに残っていたチケットも完売。 一般売り初日からフェリ日より残席少なかったので、前日より2列後ろの下手側。 客席は段差がしっかりあり、この距離でも見やすい。 +++ 「オネーギン」 ジョン・クランコによる全3幕のバレエアレクサンドル・プーシキンの韻文小説に基づく 振付:ジョン・クランコ 音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー 編曲:クルト=ハインツ・シュトルツェ 装置・衣裳:サント・ロクアスト オネーギン:マルセロ・ゴメス レンスキー:ブライアン・ホーヴェン ラーリナ夫人:マーティン・ヴァン・ハメル タチヤーナ:ディアナ・ヴィシニョーワ オリガ:イザベラ・ボイルストン 彼女たちの乳母:スーザン・ジョーンズ グレーミン公爵:ロマン・ズービン 指揮:オームスビー・ウィルキンス 演奏:アメリカン・バレエ・シアター・オーケストラ +++ 主役以外も前日とは別キャスト、指揮者もチェンジ。 前日のオケは序盤かなりバラバラだったが、この日はまあまあだった。 検索すると、ウィルキンスさんが主席指揮者なのかな。 ABT全然詳しくないけれど、ざっと見るにこの日のキャストは2nd.っぽい印象。 ヴィシよりフェリに1st.を当てたのだろうか。 オリガのはた迷惑な天然っぷりはボイルストンも上手かったが、レンスキーはシムキンが圧倒的に良かったと思う。 この日のレンスキーはごくごく普通で、憐れ度が低かった。 シムキンの華奢な外見がレンスキーに嵌るとは意外な発見だった。 で、何より主役2名が前日の方が圧倒的に良かったという‥。 もともとヴィシは貞淑なキャラではないし、イケメンなゴメスもオネーギンというよりはマフィアっぽい雰囲気。 ボッレはちゃんと尊大なオネーギンだったのに、うーん、何か違うぞという感じ。 この2人には前に来日公演で持ってきたマノンの方が合うんじゃないかしらね。 ヴィシもゴメスも勝手なことやってるなーという印象で、感情移入があまり出来なかったし、難しいリフトの数々もヴィシならではの切れ味はあまり感じられず、フェリ日の方が迫力があった。 いやいや、50代のフェリの身体能力がヴィシに見劣りしないって本当に凄いと思う。 昔からフェリがお好きな方は、遠征してでもご覧になるとよろしいかと‥。 どの場面もミスなく高レベルの演技ではあったのだけど、良くも悪くも想像の範囲内で、 ラストシーンもフェリの方が私の心には響いた。 観る順番が逆ならもう少し感想も変わっていたかもしれないが、あまりにもフェリが素晴らし過ぎた。 あの迫力の手紙PDDを全幕で観てしまうと、この先ガラの切り取り版は暫く観なくていいと思うほど。 というわけで、ヴィシのさよなら公演目的で行ったのに、フェリにすっかりやられてしまったというオチ。 フェリ&ボッレは、ザハロワ&ボッレとは全然違う感動があったので、もし機会があればまた観たいけれど、遠征必須だからちょっと難しいかな。 ヴィシは来年の来日公演で見直しをしたいところだが、来日メンバーに入るのかしら。 この日はヤンキースタジアムでマーくん×ダルビッシュ戦だったのに、ホテルのテレビで見られず残念。
by hanakako1026
| 2017-06-29 09:00
| バレエ
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