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引き篭もり地味連休の土日でしたが、最終日は初台へ「ドン・キホーテ」を観に行きました。
先月のロシア公演「椿姫」の垂れ幕でした。当然ロシア語なので、タイトルしか読めず ^^; 上部に描かれている金色のボリショイ劇場のマークが、厳かな雰囲気でした。 さて、今日は私の一番のお気に入り「ドン・キホーテ」。ザハ&ウヴァで観るのは2年ぶりです。 (全幕は2年ぶりでも、3幕のPDDだけならガラで今年既に2回観ていますが‥。) 新国2009-2010シーズン初日の今日は、全席完売でした。 以下、つたない私の感想ですので、興味のある方はどうぞ♪ ************************************* キトリの衣裳は、細部の違いこそあれ、だいたい皆さん似たようなデザインが多いのですが、 今日の衣裳はいかにもザハロワというシックなデザインで、個性を感じさせるものでした。 1幕の衣裳は、黒のアクセント無しの赤一色。それも真紅ではなく、やや明るめの赤。 刺繍やレースの飾り無しで、ザハロワじゃないと地味になってしまいそうなデザインでした。 2幕の衣裳は、黒ベースにゴールドのスパンコール&刺繍、こちらもあまりヒラヒラしていない シャープなデザインでした。 1・2幕とも、髪飾りの花は赤ではなく薄いピンク。シックな雰囲気のザハロワ・キトリでした。 このお二人、初日の舞台は抑え目に踊ることが多いと思うのですが、今日はどうしたのか いきなりエンジン全開で弾けた踊りっぷりでした。 5月の白鳥も8月のバレエフェスも、ウヴァーロフは跳躍系が抑え気味だったのに、 今日は久しぶりに元気な姿が見られて良かったです。 ザハロワもいつにもまして動きにキレがあり、やや弱いと言われているフェッテが今日は とても安定していて本当にキラキラしていました。 キトリだけではなく、ドルシネアのシーンも、目を見張る美しさでした。 (ドルシネアの衣裳も新作なのかな?薄いグリーンでとても似合っていました。) 3幕の32回フェッテも、前半にダブルを頑張って入れていて、気合いを感じました。 今日の指揮者は、5月の白鳥と同じく飛ばし屋のピーター・カザレットさんだったので、 フェッテの時は音楽に付いて行くのがちょっと大変そうでしたが‥^^; 今日は4列目と今まで座ったことのない前方席だったので、指揮者の動きが視界の端っこで よく見えたのですが、この方ときどきジャンプして振っていらっしゃいました。 ‥漫画だけじゃなく、本当にジャンプして指揮する方もいるんですねー。 オケは、東フィルだったのでおそらく二軍、、なのでやはりTrp.がやや怪しげでした。 二軍と言っても、弦楽器は私には差がわからないんですけど、金管は失敗が目立つことも あって、アチャーという瞬間がバレちゃうんですよね。 Trp.って演奏人口そこそこは多いと思うのに、なんでありゃりゃな事が多いんでしょうか。。 でも、バレエ愛をお持ちのカザレットさんならではの、迫力ある良い演奏だったと思います。 主役お二人の気合いの入った踊りっぷりに、カテコは大変盛り上がりました。 私がバレエ地獄の沼に足を踏み入れたきっかけは、愛・地球博記念ガラ公演で観た この二人のドン・キホーテだったので、やはりこの二人には特別な感慨があります。 ウヴァーロフとのドン・キをあと何回観ることができるのだろう‥と思うと感傷的な気分に なってしまいますが、今年は4回もこのカップルを観ることができた幸せな年でした。 ‥なんて大袈裟に書きながら、次はまた3ヶ月後に白鳥でお会いする予定ですが (*^m^*)
by hanakako1026
| 2009-10-13 01:27
| バレエ
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