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今年初めて(と言っても既に10月ですが)の、地元名古屋でのバレエ鑑賞。
熊川哲也さん率いるK-BALLETの新作「ロミオとジュリエット」に行ってきました。 一昨年、故障降板した熊川さんに代わって、吉田都さんが客演した「ドン・キ」以来二回目の Kバレエ。一度熊川さんを観てみたいと思いつつも、チケットが高いのでなかなか難しい。 今回も行く予定ではなかったのですが、たまたま譲渡版で“1列目”のチケットを発見、 発作的にポチってしまったのでした。 Kバレエも早いもので10周年。熊川さん、お若いのに頑張っていらっしゃるな~と思います。 とにかくお金のかかるバレエ公演、実質的にはTBSの支援が大きいと思われますが、 クラシック専門のプロモーターではなくテレビ局が絡んでいることで、普通のバレエ公演 とは会場の雰囲気も客層も違うように私は感じます。 今回も、いつもの東京文化会館や新国立劇場とはあきらかに違った雰囲気でした。 今日気になったのが、名古屋での主催となるTBS系列のテレビ局CBCの社員。 ホールの入り口でお客を誘導していたのですが、「くまがわてつやのKバレエ」と 大声で連呼しているのです。 「“くまがわ”じゃなくて“くまかわ”でしょ?!主役の名前を間違えるとはなんと失礼な‥」 と呆れました。しかも一人だけではなく、何人もの人が同じ間違いをしているのです。 バレエなんてたぶん一度も観た事のない、仕事でたまたま来ただけの社員なんでしょうね。 配っていたアンケート用紙に書こうかと思いましたが、あまりに阿呆らしいのでやめました。 バレエ公演では、チケットもぎりの所でキャスト表の入ったチラシ類を配るのですが、 今日貰った束にはバレエ公演のチラシは1枚も入っていませんでした。。 CBCでバレエを扱うのはこのKバレエだけなので無理もないのでしょうが、 一番ずっしりと重い袋には、Kバレエとタイアップ広告しているどこかの 「リフトアップ保湿ジェル」のカタログが入っていました‥。 バレエ公演でこんなもの配るなよーー(怒)。 休憩時間に気付いた私は速攻で捨てに行ったのですが、ゴミ箱には既に沢山のカタログが 捨てられていました。 スポンサーが重要なのはわかりますが、こういう行為が公演の格を下げるということが わからないのでしょうか。テレビ局って、本当に節操が無いなと思いました。 さて、肝心のバレエのお話。 初めて座る1列目は、オケピの柵が視界に入るし、私の座高では爪先があまり見えないしで、 最初は失敗したと思いましたが、徐々に慣れてくると、ダンサーの表情がよくわかる面白い 席でした。(でも今後わざわざこの席を買うことは無いと思います‥) 熊川さんは、主役・演出・振付の三役をこなしていらっしゃるので、どうしても「俺様」的な 構成になっているように感じましたが、まあこういうロミジュリもあるってことで‥。 ただ、どうも端々に素の熊川さんが出てしまって、少なくとも「イタリアの名家の息子」には 私には見えなかったですね(笑)。 しいて言えば、やんちゃなお金持ちのボンボンって感じでしょうか _(^^;)ゞ しかし、修道士がジュリエットに渡す「42時間仮死状態になる薬」って、 そんな都合のいい薬があるわけないだろー??と突っ込みたくなる小道具ですよね。 でもまあ、舞台装置や衣裳は趣味が良かったし、相手役のロベルタ・マルケスも可憐だったし、 2幕の主役お二人は大熱演だったし、コールドの人も頑張っていたので良い舞台でした。 やっぱりこのバレエ団のネックは、高~いチケット代だと思います。 1階席だけではなく、3階席(実質2階)の端っこまで全部S席というのは、どうかと思います。 18,000円という額は、昨年オケ付きで来日したボリショイのS席とほぼ同じ値段だし。。 もう少し価格&席種の設定が良心的なら、熊川さん命でない「ただのバレエ好きのお客」も 呼び込めるのではないかと私は思うのですが‥。 ホワイエにあった中村祥子さんのパネル。 「ロミオとジュリエット」と書いてあるけど、どう見ても「黒鳥」と「海賊のメドーラ」です ^^;
by hanakako1026
| 2009-10-23 00:43
| バレエ
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