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今週の月曜日、招聘元へ問い合わせたらS席チケットが残っていたので
シルヴィ・ギエム&アクラム・カーン「聖なる怪物たち」へ衝動的にお出かけ。 この公演、休憩無しの1時間15分(実質約1時間)だったので、 遅刻したら途中入場できないという世にも恐ろしいシステム‥。 その事情もあってか19時半という遅い開演時間で、 仕事帰りでも余裕で間に合いました。 この梅田のヨドバシ横の歩道橋、つい2週間前にも通ったような‥。 梅田芸術劇場へ行ったのは初めて。 ここはクロークは無く、代わりにお金が戻るコインロッカーが置いてありました。 大きなものでなければ、このシステムの方が待たずに済んで有難いですね。 ‥私は新大阪で買ったチルド豚まんを心置きなく入れました^^ 大阪フェスが工事中のため、最近は全幕バレエ公演でもここを使っているようですが、 全幕公演にはちょっと舞台が小さいのではと感じました。 (東バの白鳥もやっていたけれど、奥行きとかちゃんと足りていたのだろうか‥。) でも、今回のコンテ作品には、この小さめなホールがぴったり。 私は1階前方ブロックの最後列でしたが、東文の10列目位の距離感で良く見えました。 ニコラと踊ったこの時は、「わかる人ならわかる」みたいな作品で、 不勉強な私には今ひとつギエムの魅力がわかりませんでした。 けれど、この日のギエムの格好イイこと! ↑の写真のシンプルな衣装(サンドベージュのカット・ソー&黒のロングフレアパンツ)と、 和紙をあしらったモノトーンな舞台装置が凛として美しい。 そして、アジアンな雰囲気の生演奏(歌&弦&パーカッション)。 普段観ている古典バレエとは対極のシンプルな編成の素晴らしい演奏でした。 ギエムの土踏まずが凄い!というのはよく聞く誉め言葉ですが、 それに負けず劣らず凄いのがムキムキの肩甲骨。 舞台終盤に延々と続くカーンとのリフトは、この肩甲骨あっての技なのね~と感動しました。 1時間出ずっぱりなので、自分の休憩時間も舞台の片隅で過ごすわけですが、 タオルで汗を拭いたり、髪を三編みに結い直したりという、ギエムの所作も可愛らしい。 カーンの踊りそっちのけで、そんなギエムの姿をオペラグラスで追っかけてしまいました。 あと、踊りだけではなくカーンとの夫婦漫才のようなやり取りも面白かった。 (ギエムのイタリア語&日本語のスキルにあらためてびっくり!) 東京で観た妹は、「良かったけれど1時間でこのチケット代は高過ぎる!」 と言ってましたがここのところお疲れ気味の私には「心の洗濯」になったかな~。 何より、あの小さめホールで観られたのが良かったのかも。 東京文化会館の5階と梅田の1階で観るのとでは、全然印象が違う作品だと思います。 カテコでは、ギエムにぴったりの花束や小さなプレゼントが投げ込まれていました。 決して安くは無いチケットだったけれど、今年最後の舞台でギエムを観られたのは 贅沢で幸せな気分でした。 新年のバレエは、毎度お馴染みのザハロワ&ウヴァーロフで幕開けの予定です♪
by hanakako1026
| 2009-12-23 13:23
| バレエ
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