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怒濤のバレエ週間、今日はゆうぽうとでエトワール・ガラ、
じゃなくてエトワール フランス・バレエのエレガンス。 なんか長ったらしいタイトルなので、ついエト・ガラと言ってしまうわ。 私はパリオペ全く詳しくない(エトワールしかわからないという不届者)うえ、 今回パリオペ好きの妹は別の日だし、小さくなって座っていましたが、 連日のボリショイとはまた違った香りのおフランスバレエ、こちらもなかなか良かったです。 以下、ざざっと覚え書き。 <第1部> ◆「ベニスの祭り」よりサタネラのパ・ド・ドゥ シャルリーヌ・ギゼンダナー/ヤニック・ビトンクール 一昨日まで観ていたロシアのダンサーとフランス人とでは全く体型が違う(笑)。 私はどちらかと言えば、パリオペ体型の方が好きかな。 小顔で細くて長い手足、黒の衣装もお洒落でした。 バランス頑張っていたけど、ちょっと惜しかった。 ◆「カラヴァッジオ」第1幕より ミリアム・ウルド=ブラーム/マチュー・ガニオ カラヴァッジオと言えばマラーホフ、 最初のうちはマチューの後ろにマラーホフの影が見え隠れしてしまいました。 ベルリンに比べるとややあっさりの味付けでしたが、器械体操かと思うような複雑な振付を 丁寧に踊る2人でした。 ミリアム初めて観ましたが、体のラインが美しく好みのダンサーです。 ◆「コッペリア」第2幕より マチルド・フルステ/フロリアン・マニュネ バリシニコフ振付のコッペリア、初めて観ました。 回転よりバランス重視? でもスワニルダのヴァリのラストは、回る方がいいと思うんだけど。 フルステは背中が柔らかいのか、妙にタメのある踊り方で それがいいと言う人もいるんだろうけど、私はあまり好みではない。 もっと背筋がピンとしてメリハリのある踊り方が好きだな~。 マニュネもちょっと着地が雑だったような。 ◆「椿姫」第3幕より イザベル・シアラヴォラ/バンジャマン・ペッシュ 今月初めにスターガラ@台北で素敵だったシアラヴォラに期待していたら、 マルグリットはワタシ的にはイマイチだった。 髪型が似合わず老けて見えてしまい、彼女の魅力が全然生きていなかったと思う。 なんだかベテランの娼婦さんみたいに見えちゃったんですよね。 椿姫はとても楽しみにしていたので、ちょっと残念。 でも拍手はランデブーより多かったです。 ◆「ドン・キホーテ」第3幕より ドロテ・ジベール/ジョシュア・オファルト パリオペなのに、プティパのドン・キ。 ヌレエフ版好きじゃない私は、ささやかに嬉しい。 ドロテのチュチュは、黒に細かく赤ラメが散っていて着る人を選びそうだけど、 彼女にはとても似合っていた。 バランスをちょっと頑張り過ぎて、何度かやじろべえみたいになっていたのは ご愛嬌ということで…。 ドロテの溌剌としたキトリ、いつか全幕で観てみたい。 (けど、パリオペだともれなくヌレエフかな。) せっかくの舞台なのに、第1部はテープの音が最悪だった。 小雨が降っているかのような雑音に、音割れまくり。 学芸会じゃないんだから、もう少し改善して欲しいものです…。 <第2部> ◆ローラン・プティの「ランデヴー」 イザベル・シアラヴォラ/バンジャマン・ペッシュ シアラヴォラのランデヴーは、3週間前に台北のスター・ガラで観たばかり。 その時のお相手は、ヤン・サイズだった。 シアラヴォラの雰囲気には椿姫よりこちらが合っているけれど、 もう少しインパクトがあればいいのに‥という感じ。 ペッシュならではの良さはあまり無かったように思います。 シアラヴォラはとても個性的なダンサーだけど、彼女らしさが生きるのはどんな作品なんだろう。 ◆「ミューズを率いるアポロ」 ミリアム・ウルド=ブラーム/マチルド・フルステ/シャルリーヌ・ギゼンダナー マチュー・ガニオ バランシン振付のこの作品、30分弱と長尺でしたが見応えありました。 彫像のように美しいマチューと、同じような体型の3人で揃えたミューズ。 まずこの作品ありきで体型の似ている3人を選んだのか、その逆なのかはわかりませんが、 ミューズのシンクロっぷりが見事でした。 体型の似ている3人がシンクロしていると、無機質感が強調されて面白い。 この3人の中ではやっぱりミリアムが頭ひとつ抜けてますね。 エトワールに上がる日が待ち遠しいです。 ◆「スターバト・マテール」(世界初演) ドロテ・ジベール/バンジャマン・ペッシュ サンドカラーの長い衣裳をまとったドロテがヴォーカル曲で舞うこの作品、 古典とは全く違った彼女の魅力が出ていて、とても素敵でした。 脂の乗っているダンサーは守備範囲が本当に広いのね~と実感。 ネタバレになりますが、ペッシュの消え方が意外で、思わず「あっ!」と声が出てしまいました。 ◆「オーニス」 ジョシュア・オファルト/フロリアン・マニュネ/ヤニック・ビトンクール イケメンさん3人が、アコーディオン曲をサスペンダー・パンツ姿で踊る作品、 ガラのラストとしてはちょっと印象が弱いような‥。 男性3人で踊れるものということで選ばれたのかしら。 第1部に比べたら、かなり地味な終わり方でした。 フィナーレもシアラヴォラがポワントじゃないからか、跳ぶも回るも無くレベランスのみ。 前回の三銃士メイキングが流れたフィナーレと比べると、手抜きを感じてしまいますねぇ。 でもパリオペの若手ダンサーが観られたのは良かったです。 それにしてもマチューは顔が美しすぎますな‥。
by hanakako1026
| 2012-02-01 01:12
| バレエ
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