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「ロミオとジュリエット」<全3幕>
音楽:セルゲイ・プロコフィエフ 振付:レオニード・ラヴロフスキー 原作:ウィリアム・シェイクスピア 舞台装置・衣装デザイン:ピョートル・ウィリアムス 舞踊監督:ユーリー・ファテーエフ 指揮:アレクセイ・レプニコフ 管弦楽:マリインスキー歌劇場管弦楽団 <出演> ジュリエット:クリスティーナ・シャプラン ロミオ:ティムール・アスケロフ マキューシオ(ロミオの友人):アレクサンドル・セルゲーエフ ティボルト(キャピュレット卿夫人の甥):ユーリー・スメカロフ パリス(ジュリエットの婚約者):コンスタンチン・ズヴェレフ ベンヴォーリオ(ロミオの友人):アレクセイ・ネドヴィガ キャピュレット卿(ジュリエットの父):ソスラン・クラエフ キャピュレット卿夫人:エカテリーナ・ミハイロフツェーエワ モンタギュー卿(ロミオの父):アンドレイ・ヤコヴレフ ジュリエットの乳母:リラ・フスラモワ ロレンス神父:アンドレイ・ヤコヴレフ ヴェローナの大公:ドミートリー・プィハチョーフ ジュリエットの友人:ナデージダ・ゴンチャール 吟遊詩人:フィリップ・スチョーピン 道化:グリゴーリー・ポポフ +++ このキャスト表をコピペするためにジャパンアーツのHPへ行ったら、 終演時間が、日にち毎のキャスト(16:10)と、チケット概要(16:30)で 違っていることに気付いた。 そうよ、私はブログの方を見て16:10だと思っていたのに、 実際の16:10はまだジュリエットが神父に相談していたあたり‥。 ちなみに他の日も違っていて、チケット概要の時間がたぶん正しい。 遠くまで帰る人もいるんだから、ちゃんと書いて下さいよ~。 今日は、ナタリア・マカロワさんがいらしていて、 公演前と公演後にちょっとした紹介&インタビューがあった。 そのせいなのか、いつになくロシア人のお客さんが多かった印象。 また今までずっとラフな黒シャツだった指揮レプニコフさんが今日は正装だった。 さて初めてのラヴロフスキー版。 テリョを観に行った妹情報やwebの感想を見て、細かいところがいろいろ違うとは 思っていたけれど、本当に違っていた(当たり前)。 まず、衣裳がショボい。 バレエが上手ければそれでいいという人も多いだろうけど、 この前ユルゲン・ローゼの衣裳を見たばかりということもあってどうしようもなくショボい。 ショボいだけでなく、ロミオ&マキューシオ&ベンヴォーリオ3人の衣裳趣向が 全くバラバラなのと、ティポルトの無駄なハデハデさが気になった。 (妹は最初にティポルトが出てきた時、道化だと思ったらしい‥) 前回2003年に観た時は衣裳についての違和感は無かったそうなので、 その後改訂したのかしら。 あと有名なモンタギュー家&キャピュレット家のシーンも、 オケは極上なのに人が少なくて迫力に欠ける‥。 セットも簡素でガラーンとしたシーンが多いと思うのは気のせいか?? 特に、バルコニーPDDの音楽を使ってるところ、 あれは、ジュリエットの部屋のバルコニーって設定でしたっけ。 ずいぶんと広大なバルコニーなのね~と思いながら眺めていたけど、 やっぱり高低差のあるバルコニーのセットの方がドラマチックになると思う。 そして、説明が丁寧とも言えるのだろうけど、長い、、長過ぎる。 私は3幕で意識が飛びそうになった。。 ずっと長い長いと思いながら見ていたので検索してみたら、、 マリインスキー 60分 - 30分 - 50分 シュツットガルト 55分 - 30分 - 40分 ロイヤル 65分 - 35分 - 40分 あらら、思ったほどの差は無い。 (そもそも終演時間が違っているマリの時間は、これで正しいのか不明) でもやっぱり3幕が少し説明が多くて飽きるのか。 ‥と、文句ばかり言ってるけれど、 脇役さんがキャラ立ちしていて、見所も多かったとは思う。 セルゲーエフくん、小顔&華奢、とにかくかっこいいマキューシオ。 スメカロフ、、オレンジの髪と遠目で豹柄にも見える奇抜な衣装がいかにも悪の味方。 ネドヴィガくん、ナポリだけではなく、ベンヴォーリオもぴったり。 スチョーピン、小顔で脚のラインが綺麗、素敵な吟遊詩人だった。次は主役で見たい。 そういえば、ラヴロフスキー版ではパリスは死なないのね。 他の版で、いい人なのに通り魔殺人のごとく殺されるパリスが不憫で仕方なかった私には これは良ポイント^^ シャプランとアスケロフは、、まあ若くて良かったと思う。 でもダンサーとしての資質とは全然無関係な理由で、リピートは無いかな。 だってリアルカップルなお二人のロミジュリって、見ていてあまり面白くない。 かつてのオシポワ&ワッシーのドン・キはどちらかというと楽しみだったのに、 ロミジュリはちょっとね‥。 純粋に踊りの相性が良い二人で、お仕事として踊って欲しい。 あと、シャプランは動きがふにゃふにゃと柔らかすぎるのがどうも気になる。 手足の所作は美しいのに、ちょっとメリハリが欠けて見えるのは私だけか。 アスケロフはこの日もきちんと跳躍し、演技もしていたのだけど、 この版はどちらかと言うとジュリエットメインでロミオは影薄な印象。 それでも力強いオケでプロコフィエフ堪能できたし、 上階正面席からの群舞も見応えのある舞台だった。 上階席は、ダンサーの表情は見えなくても、オケピがよく見えるのが面白い。 カテコで主役2人がレベランスを繰り返しているにもかかわらず、 全く舞台を見ず雑談やら片付けしていた奏者さん達が、 マカロワさん出てきた途端、拍手を始めてスマホで写真撮っていたのが可笑しかった。 オケの方々、意外と若いダンサーには厳しめなのかしら ^^; 今回のマリインスキー、ついつい主役よりも脇に目が向いてしまうけど、 次の来日公演では彼らが主役を踊る機会がありますように。 そして来月はWOWOWでヴィシ&シクリャローフのロミジュリの放送もあり。 2013年収録はちょっと古いが、テレビで見られるのは楽しみ。
by hanakako1026
| 2015-12-03 01:00
| バレエ
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