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この日の名古屋は最高気温36度。
欧州在住のダンサーの皆さま、体調は大丈夫かしらと心配になる。 一昨年夏の公演はそこそこの入りだったのに、今年はなぜか不調。 直前に入場制限が就学児→5才以上に引き下げられてたし‥ (-_-;*) 当日は小さなお子様はほぼいなかったが、代わりに招待券でいらしたと思われる 年配男性がたくさん。 (中日新聞主催だとこういう客層になってしまう。) まあ空席作るよりはいいんだろうけど、、たぶんオーチャードとは全然違う客層だったと思う。 この調子だと、次の名古屋公演は無いかも。。 +++ 『グラン・パ・クラシック』 振付:ヴィクトル・グゾフスキー 音楽:フランソワ・オーベール 出演:ローラ・エケ&ジェルマン・ルーヴェ ガラ王道の演目ではじまり~。 私の記憶に強く残っているグラン・パは、マリインスキー・ガラで踵が落ちまくった オブラスツォーワのもの。 素晴らしい出来ではなく、失敗が記憶にあるというのも天邪鬼だけど、 これは難しいプロなのよね ^^; この日のエケは失敗無くビシッと決めていた。 チュチュも豪華で若いルーヴェも格好良く、いい舞台だった。 『スターバト・マーテル』 振付:バンジャマン・ペッシュ 音楽:アントニオ・ヴィヴァルディ 出演:エレオノラ・アバニャート&バンジャマン・ペッシュ 2012年のエトワール・エレガンスでドロテ&ペッシュで観た時は感動したはずなのに、、 今回はそれほどのインパクトは無し。 ペッシュの存在感が予想外に薄かった気がする。 アバニャートはまあまあ踊れていたと思うのだけど。 初回に感動しただけに、ちょっとショック。 『シンデレラ・ストーリー』 振付:ジョン・ノイマイヤー 音楽:セルゲイ・プロコフィエフ 出演:シルヴィア・アッツォーニ&アレクサンドル・リアブコ 大好きなお2人だが、シンデレラにしてはちょっと落ち着いていたような。 まあダンサーの年齢を考えたらやむなし。 でもシルヴィアは相変わらず瑞々しく、 幕が上がった途端、ノイマイヤー・ワールドに引き込む存在感はさすが。 鑑賞歴短く全幕をほとんど見たことないので、いつか見てみたい。 『カラヴァッジョ』 振付:マウロ・ビゴンゼッティ 音楽:ブルーノ・モレッティ(クラウディオ・モンテヴェルディの原曲に基づく) 出演:レオノール・ボラック&マチュー・ガニオ 初見のボラックはオーレリ推しで、八菜さんと昇格を争うポジションか。 ミリアムっぽい可憐なダンサーで、身体のラインも綺麗。 基本的には姫キャラだと思うけど、マチューを踏みつけにする(笑)この振付が 妙に似合っていた。 パリオペのダンサーはコンテが上手い。 『三人姉妹』 振付:ケネス・マクミラン 音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー 出演:アマンディーヌ・アルビッソン&オードリック・ベザール ピアノ:久山亮子 ダンサー2人があまりタイプじゃないのと、 昨夏フェスで見たワディムくん&ラムの三人姉妹が良過ぎて、ワタシ的にはいまいち。 アルビッソンの幸薄モードは合っていたのかもしれないけど、 全体的な雰囲気はちょっと違うような。 久山さんのピアノは聴き応えがあった。 『チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ』 振付:ジョージ・バランシン 音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー 出演:ドロテ・ジルベール&ユーゴ・マルシャン ピンク~オレンジ系の衣裳が多いチャイパドだが、この2人は水色。 これはちょっと新鮮だったし、衣裳のセンスも良かった。さすがパリオペ。 ドロテのチャイパドはややコブシの効いた演歌調(妹によればこれでもだいぶマシだとか) だけど、音はきっちり拾えていてさすが。 よく見るチャイパドとは一味違っていたが、こういうのも有りかな。 マルシャンは長身のダンサーにしてはよく跳び、よく回って、ワイルドなチャイパド。 でも私はこれの数日前にボリショイ白鳥@ロンドンで見たロジキンの王子パートの方が ノーブルで好みかな~。 あっちは生オケだったのも大きいか。 『くるみ割り人形』より 振付:ルドルフ・ヌレエフ 音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー 出演:レオノール・ボラック&ジェルマン・ルーヴェ たぶん初めて見るヌレエフ版のくるみ。 衣裳がめちゃくちゃ豪華(ロシアのお姫様みたい)だけど、 一応設定は金平糖の精なのかしら? キラキラはまあいいとして、振付が細かすぎてかえって気が散ってしまう。 2人ともたぶんちゃんと踊れているのだろうけど、 振りをなぞるのに精いっぱいで情緒に欠ける感じ。 (昔の動画を見た知人によれば、上手いダンサーが踊るとそれは素晴らしいそうな‥) 音楽との協調性も含め、私はピーター・ライト版の方が断然好き。 『クローサー』*日本初演 振付:バンジャマン・ミルピエ 音楽:フィリップ・グラス 出演:エレオノラ・アバニャート&オードリック・ベザール ピアノ:久山亮子 白い衣裳&長かったこと以外、記憶に無し‥。 ミルピエのコンテって、評判はどうなのかしら。 『Sanzaru』*日本初演 振付 : ティアゴ・ボァディン 音楽:フィリップ・グラス 出演:シルヴィア・アッツォーニ&アレクサンドル・リアブコ クローサーからの流れで若干睡魔に襲われたが、徐々に回復。 “見ざる、聞かざる、言わざる”のポーズが面白い。 それにしても、この2人はどうしてこんなに上手いんだろう。 『瀕死の白鳥』 振付:ミハイル・フォーキン 音楽:カミーユ・サン=サーンス 出演:ドロテ・ジルベール 瀕死大好きなドロテ。 ガラ出演の交換条件に、瀕死を付けているのか? 去年の台北ガラ、1月の月夜に煌めく~ に続き、3回目の瀕死。 もうお腹一杯だし、個人的にはドロテの良さはあまり出ていないと思う。 それでもダンサーとしては踊りたい演目なのかな。。 『感覚の解剖学』 振付:ウェイン・マクレガー 音楽:マーク=アンソニー・タネジ 出演:ローラ・エケ&ユーゴ・マルシャン これもガラで何度か見るので、あまり新鮮味無し。 エケは古典もコンテもきっちり踊れるし美人なダンサーなんだけど、 なぜか好みじゃないのよね。 (私の中ではボリショイにおけるクレトワみたいなポジション) マルシャンは下着モデルのようだった^^; 『アザーダンス』 振付:ジェローム・ロビンズ 音楽:フレデリック・ショパン 出演:アマンディーヌ・アルビッソン&マチュー・ガニオ ピアノ:久山亮子 以前、バレエフェスで見たオレリーと比べたらアルビッソンはちょっと負けるが、 マチューが楽しそうに踊っていたのでよし。 これも久山さんのピアノが良かった。 『ル・パルク』より“解放のパ・ド・ドゥ” 振付: アンジュラン・プレルジョカージュ 音楽:ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト 出演:エレオノラ・アバニャート&バンジャマン・ペッシュ 私は行かなかったオールスターガラのフェリの方が良かった~との声多し。 私も、去年のゲランの方が好み。 作品の趣旨とは少し外れるのかもしれないけど、 私はアクロバティックなヴィシのル・パルクが一番好き。 最近日本に来てくれないし、マラーホフはもう踊らないから、これももう見られないけど。 出来たら、ヴィシが年取ってからのル・パルクを見てみたい。 モローの代わりに来てくれたボラック&ルーヴェが観られたのは良かった。 ‥と言うか、この2人いなかったら満足度かなり低かったかも。 あとドロテが瀕死じゃない何かを踊ってくれればなお良しだった。 ドロテは来年のパリオペV.S.ロイヤル ガラでも瀕死を踊るのかしら、、 他にもっとお似合いの演目があると思うんだけどな~。 何はともあれ、暑い名古屋に来てくれたことに感謝。
by hanakako1026
| 2016-08-22 23:00
| バレエ
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